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ごみ燃焼施設の紹介

受入供給設備

ごみ計量機

各家庭から収集されたごみは、ここで自動的に計量・集計されます。

ごみ投入ステージ

収集車が近づくと自動的に扉が開き、ピット内にごみが投入されます。

 

ごみクレーン、投入ホッパ

ごみピットにいったん貯留されたごみを、全自動で運転されるごみクレーンがつかんで焼却炉の入口である投入ホッパに投入し、焼却炉へ送ります。

 

 

燃焼設備

ストーカ、水冷壁構造

ごみは、4段(乾燥・燃焼上段・燃焼下段・後燃焼)のストーカ上で攪拌されながら完全に焼却され、灰になります。また焼却炉の側壁・天井は水冷壁構造とし、焼却炉内の温度上昇を抑制するとともに、吸収した熱で蒸気を発生させます。

 

計装制御設備

中央制御室

工場内の運転状況を示す各種データの自動記録、集計、燃焼状況などを集中監視しながら各機器の制御を行うところで、工場全体の頭脳にあたります。

CRT操作画面

プラントの運転状況を集中的に監視しており、機器の運転停止など、各種操作を行っています。

 

灰出設備

灰押出機

ストーカから送られてきた灰を冷却し、主灰出しコンベヤに送ります。

主灰出コンベヤ

灰押出機から押出された灰を灰ピットへ運びます。

磁選機

灰中に含まれる鉄類を電磁力によって分離します。

 

灰クレーン、灰ピット

焼却灰は灰ピットにいったん貯留され、灰クレーンで灰搬送車に自動的に積込まれ、埋立場へ運ばれます。

 

 

余熱利用設備

ボイラ

ごみの燃焼によって発生する燃焼ガスを冷却して蒸気を発生させます。

蒸気タービン・発電機

ボイラで発生した蒸気エネルギーを利用して電気をおこし、センター内の電力をまかなっているほか、余剰電力を売電しています。

蒸気復水器(高圧・低圧)

蒸気タービン・発電機で使用した蒸気を空気で強制的に冷却して温水に戻し、ボイラ用水として再利用します。

 

公害防止設備

反応塔

燃焼ガスを消石灰と反応させて、塩化水素、硫黄酸化物を取除きます。

バグフィルタ

燃焼ガス中のばいじんをろ布に付着させ、清浄なガスにします。
ろ布に付着したばいじんは圧縮空気により払い落とし、灰ピットへ送られます。

排水処理設備

施設から発生する排水を処理し、処理水は施設内で再利用します。

 

 

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